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自然の恵みに感謝!感謝!! そして支えてくれる多くの人に感謝!!
健康な土、環境にやさしい農業
1997年秋に初めて東京農大土壌学研究室(全国土の会)の大会に参加させてもらいました。
そこで学んだのは、土をよく知ること!
有機物が沢山入り、一見土がフカフカで良い土壌に見えても科学的に分析してみると、過剰に一部の成分が多すぎたり、不足していたりするそうです。
実際、自分のアスパラ畑の土を分析してもらうと、なんとリン酸は基準の10倍以上、苦土(Mg)は不足、窒素は基準の三倍など散々な結果でした。
今まで堆肥を入れれば土づくり、と言うことで沢山の牛糞堆肥を入れ続けました。
肥料不足になると株が弱って収穫量が減少する!
堆肥は毎年何トン!
といった指導があり、沢山の肥料や牛糞堆肥を長年入れ続けた結果だったのです。
無駄な資材を投入して環境に負荷を与えていたかもしれません。
そこで、土壌診断を行い、不足の肥料を必要な量だけ入れることにしました。
堆肥は、竹チップと廃菌床を主体とした家畜ふんの入らない自家製堆肥に切り替えました。
アスパラは年に一回、東京農大に土壌診断をお願いしています。
葉物野菜は、作付け前、東京農大で開発された比色試験紙「みどり君」を使い
自分で土壌診断をしながら適正施肥を行っています。
減農薬の取り組み!
防蛾灯の導入、緑肥作物の利用、生物農薬などJAS認定の農薬へ切り替えるなど
消費者の方が安心して食べていただける野菜作りを実践しております。