アスパラ作業の紹介
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01/10/24

露地のアスパラ
10月も、もうすぐ終わり。
11月がそこまで来ています。
気温もグッと下がり、夜は10℃以下になる事も度々あります。
9月まで、あんなに緑だったアスパラも休眠に入り、地上部は枯れ始めています。
これからは、地下茎に少しづつ養分を蓄えながら春に備えます。

収穫は終わっても、作業はまだまだ続きます。
アスパラ撤去 01/11/20

露地のアスパラを撤去中
昨夜(11/19)は、獅子座流星群が夜空に降り注いだそうです。残念ながら私は夢の中!見ることが出来ませんでした。(^^;;;


最近、冷え込みも厳しくなり、最低気温が0℃を下回る日もあります。

露地のアスパラは、すっかり地上部が枯れあがりました。
いま、枯れあがったアスパラを撤去しているところです。
これから、来年の収穫の為の準備に入ります。
01/12/3 アスパラの撤去を終えバーナーで畝焼きをしているところです。
畝焼きをする事により、翌年の病気や害虫の発生を抑えることが出来ます。
農薬を出来るだけ使わないよう、毎年アスパラを撤去した後は、このように畝焼きを行っています。
55aの畝焼きに使う灯油は、約1KLです。
01/12/17 本格的な、雪が降る前にハウスのビニールを撤去しなければなりません。
多いときで、50cm前後の雪が降るためハウスがつぶれてしまうからです。
12月17日にやっと全てのビニールの撤去が完了しました。

12月14日には5cmほど初雪が降りましたが、ハウスが心配で眠れませんでした。
02/02/25

栽培管理について講習を受けているところです。
平成14年最初のアスパラ研修会が、当農園で開催されました。
今回は、アスパラが出てくる前の栽培管理と、土壌診断をするための土の採取方法について、講習が行われました。
土壌診断に基づき不足している肥料だけを補い、無駄な肥料を使わないことにより、健全な土作りを行い、どこにも負けない美味しいアスパラを生産する事と、
環境に優しい農業を目指して行くことを会員全員確認しました。

土の採取について講習を受けているところです。
02.07.10
吉舎町、星野さん宅の圃場で説明を受けています。
平成14年2回目の研修会を行いました。
今回は、お隣の町、双三郡吉舎町の優秀栽培農家を訪ねて、肥培管理を勉強しました。
今回、見せて頂いた圃場は、植え付け3年目。
昨年は、10aあたり2t以上収穫出来たそうです。
隣には、今年、5月に植えたばかりのアスパラが、スクスク育っていました。
来年からの収穫が楽しみだそうです。
植え付け3年目のアスパラです。
今年、5月に植え付けをしたアスパラ
02.10.29

1棟目のアーチを立て終わった所です。
アスパラハウスの建築中です。

圃場面積、約10a、露地栽培15年の圃場を思い切って植え替える事にしました。
理由は、収穫量の減少です。

唯一の露地栽培でしたが、雨による品質低下防止や労力分散の為、ハウス栽培に切り替えることにしました。
これで、全てアスパラの圃場がハウス栽培になります。
ハウス栽培は、病気になりにくい利点があります。

10月中旬から、準備を始め、やっとアーチを立て終わることが出来ました。
これから、アーチの補強、入り口のドアの取り付け、ビニール止め金具の取り付けなどを行い、一棟一棟完成させていきます。



02.11.02

合計4棟全てアーチを立て終わりました。
02.11.15

4棟すべて完成しました。
これから、5月のアスパラ苗の植え付けまで小松菜やホウレン草を栽培します。
03.04.03 やっと、出荷できるようになりました!

今年は、3月上旬に顔をのぞかしたのですが、3回も低温にあい、全部凍害で収穫できなくなってしまいました。
3月下旬から氷点下を下回る日が無くなり、やっと大きくなりました。

アスパラは今から旬、とっても甘くて美味しいです。
糖度は約6度でした。

今年は、防蛾灯やフェロモントラップを導入し更に減農薬に挑戦します。
03.04.23 誘引粘着テープによる防虫試験を行なうためテープを設置しているところです。

仕組みは、簡単!
好きな色に惹かれた虫たちが粘着テープにとまって、くっついてしまう、ハエ取り紙と同じ仕組みです。

青色は、アザミウマ、黄色は、アブラムシ用です。
効果が確認できれば、全圃場に採用する予定です。

このほか、防蛾灯(黄色の電灯)や、フェロモントラップによるヨトウムシ防虫試験も行なう予定です。
詳しくは、次回更新時掲載します。


03.05.23 ヨトウムシ防虫の為、黄色防蛾灯を設置しました。

ヨトウ蛾やオオタバコ蛾の幼虫は、7月頃から増え始めアスパラを食害します。
幼虫も少し大きくなると、昼間は地中に潜り夜に活動するようになります。
このため、防除が大変難しいやっかいな害虫です。


黄色防蛾灯は、ヨトウ蛾やオオタバコ蛾の成虫が、昼間は活動をせず、夜活動する夜行性であるため、黄色の光で昼間と勘違いさせ害虫の加害活動、交尾産卵を抑えるものです。


今回は、ハウス10棟に導入しました。

日没前1時間に点灯し、日の出1時間後に自動的に消灯するタイマーと電磁開閉器で制御しています。
防蛾灯を自動的に点灯させる制御板です。
03.07.02

今話題になっている紫アスパラです。
農業技術センターで、紫アスパラを見せてもらいました。
新芽は、濃い紫色をしています。

一般のアスパラより糖度が高く、生食も可能で、抗酸化物質アントシアニンを多く含んでいるそうです。

収量等で栽培上問題が多い様ですが、試験栽培をする予定です。

03.08.05


植え付けが終わったハウスの様子です。
















植え付けが終わったばかりの苗です。
紫アスパラの試験栽培をするため、2aのハウスに植え付けをしました。
7月上旬に播種をし、約一ヶ月間育苗したものです。
植え付け本数は、約、300本です。
夏場で活着するか心配です。


幼苗は、グリーンアスパラと殆ど見分けがつきません。

03.10.10 紫アスパラが大きく育ちました
植え付けが、通常より2ヶ月遅れたため、
少し小さめですが紫色の新芽ものぞいています。


これから休眠に入って上部は枯れてしまいますが、地下では少しずつ、来春に新芽を出す準備をしています。

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